"公共の場所"ってどんな場所?
コロナウイルスで活動自粛要請が出ている中、#おうち時間 が増えている人が多いですよね。この緊急・事態が収まれば、またたくさんの人が仕事・勉強・子育てのために、"公共の場所"を使えるようになります。
- オフィス
- スーパー・ショッピングモール
- 学校
- 娯楽施設
これらはあくまでも"公共の場所"の例です。
どんな方が来てもいいように『だれもが使いやすい場所』が"公共の場所"ですよね?
ここで質問です。
"公共の場所"は、本当に全員が快適に利用できる場所でしょうか?
そうです。
こんな質問をしているということは、答えは「いいえ」なんです。
性別は、男性と女性だけではありません。
トランスジェンダーと呼ばれる人たちがいることを忘れてはいませんか?
彼らは毎日の生活で苦しんでいます。
- トイレ
- 更衣室
- 空港
私もこのビデオを見るまでは知りませんでしたし、街中でこのような人達を見かけたこともありません。いや、私が認識できていないだけで必ず身近にいるけど、普通の人と変わりないように"ふり"をしていると思います。
彼はこう言います。
「If we don't move now, to make sure that these places are truly open and accessible to everyone, then we just need to get honest and quit calling them public places.」
『今、行動を起こし、こういった場所を、誰でも利用できる真に開かれた場所にできないのなら、はっきり言ってもう「公共の場所」と呼ぶのはやめましょう』
トランスジェンダーであるという自覚は幼いころから芽生えるものであり、周りの子供たちもこの人は変だとレッテルを貼り、受け入れようとしない。彼らが成長しても彼らの子供たちには同じことを教え、またトランスジェンダーの子たちが成長しにくい社会が続いていく。この話はトランスジェンダーに限ったことではなく、障がい者、難病を持った人、宗教などでも公共の場所が利用しにくいと感じている人はいるはずだ。
コロナで世間が自粛ムードな中、コロナばかりに気がとられることなく普段は考えることがないことにも目を向けて社会の在り方を考えていきたい。